1.人事情報を収集する

人事情報の収集は、給与計算上欠かすことの出来ない作業です。 作業の内容は、その月の給与締切日までに従業員の入社、退社、転勤、結婚、出産、死亡などに関する情報を収集しデータとして管理します。  
特に3、4月は、従業員の入退社が激しい時期ですので、データの管理は確実に行いましょう。  
人事情報を整理し、給与の締切日を迎えたら、出勤簿やタイムカードから労働日 数、労働時間数の集計をします(タイムカードの打刻忘れや二重打刻されているも のに関しては、従業員本人に確認しましょう。) ここでカギとなるのは、時間外労働の時間数や欠勤、遅刻、早退、パートタイマ ーやアルバイトの労働時間数の集計です。  
ここで正確な集計をしないと後々の給与計算に大きく響きますので、細かい部 分までしっかりとチェックしましょう。

2.給与計算、給与支給明細書を作成する

給与明細書作成の流れ集計した労働日数や労働時間数をもとに給与計算をしますが、その基本となるのは「就業規則」や「給与規定」です。
「就業規則」「給与規定」「出勤簿やタイムカードから集計したデータ」これらを参考にしながら、従業員各人の総支給額および各種の控除額を算出し、その差引支給額を計算します。もっとも、役員の報酬や従業員の基本給、手当、日給、時給については変更がない限り前月分の給与台帳を参考にした方が、効率の良い給与計算が行えるでしょう。 以上の計算の詳細を「給与支給明細書」の各項目に記載し、1通は給与支払日に給与とともに各従業員に配り(銀行振込の場合は明細のみ配る)、1通は会社保存用とします。  
会社保存用は、給与台帳のもとになります。また、会社によっては給与支払明細書を給与台帳として代用している場合もあります。

3.給与を支払う

給与の支払方法は会社によって様々ですが、一般的には現金か、銀行振込のどちらかの方法で支払います。最近では、銀行振込で給与を支給する会社が多くなっています。  
その手続きは、給与支払日の3、4日前までに会社の給与データを書面やフロッピーディスクで銀行に送るなど、会社と銀行との情報連携が重要となります

4.社会保険料、税金・住民税を納付する

社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料)は、その月の各従業員の給与から控除した社会保険料に会社負担分を加え、毎月末日までに納付することになります。  また、前月の給与計算で控除した所得税、住民税を毎月10日までに税務署や市区町村役場へ納付することになります。

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